ネクスジェン株式会社(代表取締役:中島正和)は、造血幹細胞の体外増幅技術の開発と移植医療への応用のための研究開発活動を開始しました。本研究開発は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(以下、AMED という。)の医療研究開発革新基盤創成事業(以下、CiCLE という。)に採択されています。詳しくは以下の URL をご覧下さい。
https://www.amed.go.jp/koubo/07/01/0701C_00001.html
今回の活動では、より効果的で副作用の少ない治療法の確立が強く望まれている悪性血液疾患に対して、産学官の連携を通じ、造血幹細胞の体外増幅技術の開発により、移植治療における患者 QOL(Quality of Life:生活の質)の改善を目指します。今後、国立大学法人京都大学(所在地:京都府京都市,総長:山極壽一)と神戸市立医療センター中央市民病院(所在地:兵庫県神戸市,院長:細谷亮)が保有する造血幹細胞移植の知見、臨床データ等をもとに臨床試験(観察試験)を実施し、本研究開発を進める予定です。
CiCLE は、産学官連携により、我が国の力を結集し、医療現場ニーズに的確に対応する研
究開発の実施や創薬等の実用化の加速化等が抜本的に革新される基盤(人材を含む)の形
成、医療研究開発分野でのオープンイノベーション・ベンチャー育成が強力に促進される環
境の創出を推進することを目的とした AMED による事業です。
組織幹細胞がもつ可能性を最大限活用することで、副作用の少ない根治療法の開発を目 指し、マウス長期造血幹細胞に関する世界有数の技術をもとに設立したベンチャー企業です。 また、独自の AI 技術開発による新規診断・治療法の開発やライフサイエンス領域への応用に向け、バイオロジーとデジタル技術の融合により、アンメットニーズの高い領域を中心に国内外の企業・研究機関との産学連携による共同研究を積極的に進めております。
・所在地:東京都品川区上大崎2丁目24番13号 601
・代表者:中島正和