ネクスジェン株式会社(代表取締役:中島正和)は、感染症治療における菌種推定と抗菌薬選択支援を可能とする人工知能(AI)の開発に向け、国立研究開発法人国立国際医療研究センター(NCGM)、国立大学法人神戸大学との共同研究開発を開始しました。
本共同開発では、グラム染色画像、病原菌種等の患者情報をもとに AI(機械学習/深層学習アルゴリズム)による形態学的評価を行うモデルを確立し、迅速かつ簡便に早期菌種推定及び抗菌薬選択を支援するシステム構築を行います。
まず、泌尿器系感染症を対象とし、グラム染色画像による菌種推定、適切な抗菌薬選択の実現を図ります。将来的には、対象検体の拡大とともに、医療機器プログラムとしての承認取得を目指します。なお、本プロジェクトは、東京都の先端医療機器アクセラレーションプロジェクト(AMDAP)に採択され、その支援により早期の事業化を目指しております。将来的に、国内外の企業、アカデミア、その他関連機関等との連携を通じ、最新のデジタル技術の開発により、薬剤耐性(AMR)問題や感染症薬の適正使用等に貢献していく予定です。
組織幹細胞がもつ可能性を最大限活用することで、副作用の少ない根治療法の開発を目 指し、マウス長期造血幹細胞に関する世界有数の技術をもとに設立したベンチャー企業です。 また、独自の AI 技術開発による新規診断・治療法の開発やライフサイエンス領域への応用に向け、バイオロジーとデジタル技術の融合により、アンメットニーズの高い領域を中心に国内外の企業・研究機関との産学連携による共同研究を積極的に進めております。
・所在地:東京都品川区上大崎2丁目24番13号 601
・代表者:中島正和