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ネクスジェン株式会社(代表取締役:中島正和)は、悪性血液疾患の早期発見を可能とする人工知能(AI)の構築に向け、国立大学法人京都大学とともに共同研究開発を開始しました。
本共同開発では、骨髄像画像、骨髄細胞情報等の患者情報をもとに AI(機械学習/深層学習アルゴリズム)による形態学的評価を行うモデルを確立し、遠隔にて迅速かつ簡便に早期診断を支援するシステム構築を行います。
まず、骨髄異形成症候群(MDS)を対象とし、悪性血液疾患を正確に鑑別し、早期治療、生命予後の改善を図ります。将来的には、対象疾患の拡大とともに、医療機器プログラムとしての承認取得を目指します。なお、本プロジェクトは、国立大学法人京都大学の産学共同実用化促進事業であるインキュベーションプログラムに採択され、その支援により早期の事業化を目指しております。
また、弊社が現在進めている GVHD の発生リスクを抑えた長期造血幹細胞による根治治療と融合することで、診断から治療まで一貫したサービスの確立を目指します。
組織幹細胞がもつ可能性を最大限活用することで、副作用の少ない根治療法の開発を目 指し、マウス長期造血幹細胞に関する世界有数の技術をもとに設立したベンチャー企業です。 また、独自の AI 技術開発による新規診断・治療法の開発やライフサイエンス領域への応用に向け、バイオロジーとデジタル技術の融合により、アンメットニーズの高い領域を中心に国内外の企業・研究機関との産学連携による共同研究を積極的に進めております。
・所在地:東京都品川区上大崎2丁目24番13号 601
・代表者:中島正和